あまり頻度は高くないのですが、「1SLDK」のように、「S」と表記されている間取りを目にすることがあります。
この「S」は「サービスルーム」のことで、「納戸」と表現されることもあります。
『物置とかにしか使えない、狭い部屋のことじゃないの?』と思っている方もいるかもしれませんが、面積ではなく構造上の区別です。
建築基準法では、部屋の床面積の7分の1以上の大きさの窓がないものや、窓があっても隣の建物がすぐ近くで光が入ってこないものなど、基準を満たしていないものは居室扱いにすることを認めていません。
ですので、サービスルームには、コンセントやエアコン配管用の穴など、居室にはある設備がない場合があります。
ですので、間取り図だけでなく、実物を見て判断することをおすすめします。
また、サービスルームを「DEN(書斎。英語のもともとの意味は野獣の巣や隠れ家)」や「F(フリールーム)」と表記しているものもたまに見ます。おしゃれな印象を与えるかもしれませんが、一般的ではなく意味が通じにくいためリンクルホームでは使っていません。
ご参考までに。